2015年度 第2回 産学連携コンソーシアム
エネルギーの情報化WG:会合
昨年からのFIT制度の見直しに加え、来年4月からの電力小売り自由化に向けた動きが本格化し、家庭、オフィス、工場といった電力需要家が、「賢い消費者」、「プロシューマ」として電力マネジメントを考えることが重要になってきています。
今回のWGでは、再生可能エネルギー経済学の専門家であられる尾形先生に、経済学の視点から見たエネルギー関係分野の現状と今後について講演をして頂くことに加え、昨年度から京都府・京都市の支援の下で行われております京FEMS(中小工場向けエネルギーマネジメントシステム補助金)の事例・成果を、京都産業エコ・エネルギー推進機構の天野様に報告して頂きます。
さらに、京都大学エネルギーの情報化共同研究講座において研究開発を進めております、EoD(オンデマンド型電力制御システム)および電力カラーリング(電力の由来別制御システム)に関する最新の研究成果も紹介させて頂きます。■日 時:2015年9月28日(月) 13:30-17:00 (13:00受付開始)
■場 所:京都大学 吉田キャンパス本部構内 工学部3号館北館2階 講義室N2
■アクセス(構内マップNo.63)
■参加者 会員+随伴者 53名
プログラム
- 13:30~14:30
- 1.再生可能エネルギーと電力自由化の現状と課題
- -再生可能エネルギー経済学の視点から-
京都大学 大学院経済学研究科 特定助教 尾形清一
- 14:30~15:30
- 2.京FEMS推進事業と導入事例の紹介
(一社)京都産業エコ・エネルギー推進機構 天野輝芳
- 15:30~15:45 休憩
- 15:45~16:15
- 3.革新的風力発電!ベルシオン風車の今後の可能性
Gold Green Japan株式会社 佐々寿一
- 16:15~16:30
- 4.協調型エネルギーマネジメントにおける分散蓄電池制御のためのインセンティブモデルの検討
京都大学 大学院情報学研究科 修士課程一年 鈴木達哉
- 16:30~16:50
- 5.①FEMS講習会およびFEMSユーザグループ設置について
②EMSoR(鉄道網を中核としたスマートコミュニティの構築)タスクフォース設置について
京都大学 大学院情報学研究科 教授 松山隆司
- 16:50~17:00
- 4.意見交換