2013年度 第3回 WG:会合
国内外の実証実験によりスマートグリッドにおけるデマンドレスポンスの効果も検証され、デマンドレスポンスの自動化を目指すADR(Automated Demand Response)の導入に関する議論も行われております。
一方で、需要家、特に家庭においては、その生活行動や価値観は多種多様であり、HEMSによるエネルギー管理の自動化のためには需要家の行動分析という観点が欠かせません。
今回は、エネルギーマネージメントのための需要家の行動分析という点に焦点をあてて、消費電力パターンからの人物行動の認識・学習、HEMSによる節電に対する消費者の受容性、デマンドレスポンスの行動経済学という異なる視点からの研究についてご紹介いただきます。■日 時:2014年1月7日(火) 13:30-16:45 (13:00受付開始)
■場 所:京都大学 吉田キャンパス 本部構内百周年時計記念館 2F 国際交流ホールⅠ
■参加者 会員+随伴者 100名
プログラム
- 13:30~13:45
- 1.WGを取り巻く状況と今後の展望
京都大学 大学院情報学研究科 教授 松山隆司
- 13:45~14:30
- 2. 消費電力パターンの解析による人物行動推定とその応用
京都大学 大学院情報学研究科 特定准教授 加藤丈和,特定研究員 張信鵬
- 14:30~15:15
- 3.HEMSデータ活用による需要構造把握および省エネアドバイスの可能性について
東京大学 生産技術研究所 准教授 岩船 由美子
- 15:15~15:30 休憩
- 15:30~16:15
- 4.デマンド・レスポンスの行動経済学的研究
京都大学 大学院経済学研究科 教授 依田高典
- 16:15~16:45
- 5.意見交換
- WG今後の活動予定について
京都大学 大学院情報学研究科 教授 松山隆司